【お風呂場の汚れを6つの種類に分けて徹底解説!汚れ別の掃除方法とコツ】

生活

お風呂は毎日使う場所だからこそ、清潔に保ちたいですよね。しかし、お風呂場は湿気が多く、カビや水垢などの汚れが発生しやすい環境でもあります。

お風呂の掃除は面倒だと感じている方も多いかもしれませんが、汚れに応じた適切な掃除方法を知っておけば、効率的にキレイにできます。

この記事では、お風呂場の主な汚れの種類と落とし方、お風呂場の場所別の掃除方法や頻度、お風呂掃除のコツなどを詳しくご紹介します。
お風呂掃除が苦手な方も、ぜひ参考にしてみてください。

お風呂場の主な汚れと落とし方

お風呂場には様々な種類の汚れが溜まっています。それぞれに対応した洗剤や道具を使って、効果的に落としていきましょう。

【1】水垢

水垢とは、水道水に含まれるカルシウムやマグネシウムなどのミネラルが固まってできた白い粉末状の汚れです。鏡や蛇口などによく付着します。

水垢はアルカリ性の汚れなので、酸性の洗剤やクエン酸を使って中和して落とします。

  • – 水垢が付着した箇所に酸性洗剤やクエン酸水を吹きかける
  • – 10分ほど放置して汚れを浮かせる
  • – スポンジやブラシでこすって汚れを落とす
  • – シャワーで洗剤と汚れを洗い流す

【2】カビ(黒カビ)

カビは湿気と温度が高い環境で繁殖しやすく、人の垢や皮脂などを栄養に増殖します。浴室の隅やパッキン部分に黒い点々が出ていたら、黒カビです。

カビは根を張って素材の奥深くに入り込むので、早めにカビ取り用の塩素系漂白剤で根元から取り除きましょう。

  • – カビが生えている箇所に塩素系漂白剤を吹きかける
  • – 20分ほど放置してカビを殺菌する
  • – ブラシでこすってカビを落とす
  • – シャワーで洗剤と汚れを洗い流す

【3】ピンク色の汚れ

ピンク色の汚れは、ロドトルラという酵母の一種です。カビではありませんが、カビが繁殖しやすい環境を示しています。

ピンク色の汚れはこすれば簡単に落とせるので、中性洗剤でササッと掃除しましょう。

  • – ピンク色の汚れが付着した箇所に中性洗剤を吹きかける
  • – スポンジでこすって汚れを落とす
  • – シャワーで洗剤と汚れを洗い流す

【4】 石鹸カス

石鹸カスとは、水道水のミネラルと石鹸成分が反応してこびりついたものです。

白い粉末状のものは金属石鹸、黒や灰色っぽいベタベタしたものは酸性石鹸と呼ばれます。

石鹸カスは中和して落とします。金属石鹸はアルカリ性なので、酸性洗剤やクエン酸を使います。酸性石鹸は酸性なので、アルカリ性洗剤や重曹を使います。

  • – 石鹸カスが付着した箇所に適切な洗剤を吹きかける
  • – 10分ほど放置して汚れをゆるませる
  • – スポンジやブラシでこすって汚れを落とす
  • – シャワーで洗剤と汚れを洗い流す

【5】人の垢・皮脂汚れ

人の垢や皮脂は身体を洗った時に落ちるもので、酸性の汚れです。アルカリ性洗剤や重曹を使って落とします。

  • – 人の垢や皮脂が付着した箇所にアルカリ性洗剤や重曹水を吹きかける
  • – スポンジやブラシでこすって汚れを落とす
  • – シャワーで洗剤と汚れを洗い流す

【6】 髪の毛・ホコリなどのゴミ

髪の毛やホコリなどのゴミは、排水口に詰まったり、カビや臭いの原因になったりします。掃除機やスポンジなどで定期的に取り除きましょう。

  • – 掃除機で床や壁に付着したゴミを吸い取る
  • – スポンジで排水口周りのゴミを拭き取る
  • – 排水口に塩素系漂白剤を吹きかけて除菌する

【まとめ】

  • お風呂場の汚れは6つの種類に分けられる
    • 水垢:酸性洗剤やクエン酸で中和して落とす
    • カビ(黒カビ):塩素系漂白剤で根元から殺菌して落とす
    • ピンク色の汚れ:中性洗剤で掃除する
    • 石鹸カス:金属石鹸は酸性洗剤やクエン酸、酸性石鹸はアルカリ性洗剤や重曹で中和して落とす
    • 人の垢・皮脂汚れ:アルカリ性洗剤や重曹で落とす
    • 髪の毛・ホコリなどのゴミ:掃除機やスポンジで取り除く

場所別にまとめた記事もあります。

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