『部屋の片付けが苦手な人に試してほしい 6つのコツ』

生活

普段片付けをあまりしない方や、片付けが苦手な方にこそ、ぜひやってみてほしい「お片付けのコツ」

散らかし上手な私が、断捨離成功できた要点をまとめました。

ポイントは、ずばり「モノを捨てることです。
モノが少ないと、探す手間もないしお掃除も楽。 収納スペースがあふれることなく見た目すっきり、とイイコトがたくさん。
何から手を付ければいいかわからない、から脱出してお片付け上手になるヒントをお届けします。
それでは、試してみてほしい6つのコツを順番にご紹介します。

1.まずは意識! 片付けは9割「モノを捨てること」

えー、それって片付けっていうより、ただ捨てるだけ・・・?
と思う方も多いと思います。
9割は言い過ぎたかもしれません。
 *9割捨てるってことではありません。

片づけ=収納 のイメージがありますよね。
でも、モノの量が減らないと、収納スペースがどれだけあってもあふれてしまいます
何とか綺麗に収納しても、使おうとするたび他の物をどかして、また戻して・・気が付けばリバウンド。

収納しようにも対象が多すぎると、それだけでストレスに!というのを、私は繰り返していました。とほほ・・・。

片付け=整理整頓 ですが、整理→モノを減らす 整頓→モノを配置する
つまり、モノを減らしてから配置を考えることが「整理整頓」なのですね。

まずは、モノを減らすぞって気合を入れましょう!

2.理想とする部屋をハッキリとイメージする

うん、片付けしよう。
そう思い立った方は、現状の部屋を変えたい気持ちがあるはずです。
理想とする部屋を想像してください。

どんな部屋だったらテンションが上がりますか。
ごちゃごちゃしている机周りをどうしたいですか。
もう何が押し込まれているかわからないカラーBOX、どうしたいですか。
なぜか埋まっている本棚、衣装ケースetc

自分が過ごしたい部屋・雰囲気をイメージできると、理想の部屋に置きたいモノが、把握しやすくなります

ちょっと散らかりすぎてて、想像が難しい・・・という方は、インターネット上にあるオシャレなお部屋の写真を探してみてください。
 (「部屋 オシャレ」などで検索すると、たっくさん写真がでてきます)
好みの雰囲気のお部屋をみて、参考にさせてもらいましょう。

理想とする部屋のイメージをもつことは
片付けをしていく中で、モチベーションアップにもなります。

片付けに手を付ける前に、こんな風にしたいなってイメージしましょう!

3.“どこから”ではなく“なにから”

よーし、モノを減らすぞ 理想のイメージももった部屋のどこからやろっかな~

あいやそこのお嬢様、ちょっと待たれい。

オススメは“整理するモノ”の種類を決めて取り掛かること。
場所ごとに取り掛かりたいお気持ち、よ~くわかります。
もちろん、場所を決めて取り掛かるのはいい方法です。
今日は机周り、次はベッド周り、次は窓際のBOX・・・
区切りもつけやすく、ペース配分もしやすいのですが、モノを減らす(捨てる)→ゴミの分別 が避けられません。

例えば、文房具や書物、衣類etc
モノの種類を決めたら、すべて一か所に集めます
文字通り 全部 です。
集めることで所持している量が把握できますし、それぞれ比較することで残す残さないの判断もしやすいのです。
そして、お別れするモノも分別がだいたい同じ為まとめやすいです。

私は文房具が好きで、消しゴムやペンをかなり保持していました。
消しゴムだけで机の引き出し1つ目が埋まり
シャープペン、ボールペン、万年筆とペン類だけで2つ目の引き出しが埋まっていました。
小学生の頃から集めていたので、硬くなって使えない消しゴムや書けないボールペン、クリップ部分が錆び錆びのペン。。。そういうのも結構眠っていました。
今使っているものと超お気に入りを残し、思い切って他は捨てました。
ゴミ袋に入れる時はかなり心がモヤモヤしましたが、翌日には気分も机もスッキリ(笑

通常ゴミとして捨てる場合、収集日まで手元に置いておくことになるので
整理したいモノを決める、オススメです!

4.捨てる?捨てない? 基準は「自分のわくわく感」

 1)ハッピーになれるものを残そう!

視界に入るものはワクワクするもの!

モノが溢れてるんです。でも何か使えそうで捨てられないんです。
分かります。よーく、分かります。まさに私そのものです。

そう、捨てるのが苦手なんです。

断捨離、ミニマリスト・・・そんな素敵ワードが世間でいくら流行ろうが

モノを手放すことが難しい、どうしたら減らせるかわからない。

使えるか使えないかで決めようとすると、私はなかなか捨てられません。

理想の部屋イメージを思い出してください。
雰囲気に合いますか? 
そのアイテムを手にしてワクワクしますか?

  ・・・? わくわくってなんなのよ・・・?


ごもっともです。

感じていただきたいのは
捨てるか悩んでいるモノを、手に持ってみて
入手した当時と同様に「これ欲しかった!」「やった!嬉しい!」等
気持ちが明るくなるような軽い高揚感を感じるかです。

理想の部屋イメージはどのような感じでしょうか。
視線に入るものは好きなものばかり。
この部屋にいると嬉しくなる。
癒される・・・。

周りにあるものは、きっとあなたがワクワクできるものと思います。

わくわくがよくわからないという方もいらっしゃるでしょう。

今、片付けたいと思っている、部屋に溢れているものは何が多いですか。

たくさん溢れているものは、きっとあなたが好きなものです。

それは衣類であったり、書物であったり、文房具や雑貨であったり。

衣類が溢れているとしたら、例えば、「夏物マイベスト3!」を選んでみてください。
ワクワク感をなんとなく感じられると思います。

昔はワクワクしたのに、今はそうでもないモノ達は役目を終えています。

当時とてもワクワクさせてくれたのですから。
おつかれさま、ありがとうねってお別れしてあげてください。
そうやって、今の自分が見てさわって嬉しくなるものを手元に残していきます。

 2)1年以上さわっていないものは不要

長い間触れていないアイテムはさよなら!

わくわくしないわけじゃないけど、随分使ってないなぁというアイテム
それは残念ですが、この先もほぼ使われることはありません・・・。

積んであるだけの本、少し前に流行った服、飽きてしまった健康器具

この1年さわりもしなかったのです。そして困ることもなかったのです

本当に必要になった時は、また購入できる世の中です。

もったいないかな、という気持ちと一緒にさよならしてしまいましょう。
ただ、既に絶版であるとか、もう手に入らない物もあると思います。
そういった希少なものは、ひとまず手元に残しておくのが良いかもしれません。

5.モノの収納場所を決める

「定位置」を決めると、探すこともなくなりますし、戻す習慣づけにもなります。

せっかく片付いたのに、散らかっていくのはもったいないですよね。

モノのカテゴリーごとに、定位置を決めて、そこに戻すようにする
整理整頓された状態を維持しやすくなります。

片付けを始める前、理想の部屋イメージの段階で
モノの定位置を決めることができる方は、少ないのではないでしょうか。

ほとんどの方は「この辺に置きたい、かなあ」くらいの感覚だと思います。

不思議なもので、片づけが進む(モノが減っていく)につれ、この子はここ!
と、自然に定まってきます。

片付け途中で、無理に定位置を決める必要はありません。
モノが少なくなっていったら、どんどん決めやすくなるので気楽に考えてください。

6.小さな片づけを習慣にする

意識しないうちに、日常の中で自然と片付けができていたら最高ですよね。

片付けは長期戦でいいのです。生活していれば避けられません。
今、部屋がごちゃごちゃ散らかっている場合、そう簡単にお部屋スッキリとはいきません

大掃除の時一緒に、など短期決戦も気合が入っていいものです。
短期決戦がしんどい方は、小さく、コツコツ、少しずつ、確実に進めていきましょう。

散らかっているのは、モノです。物体です。
むやみに増やすことがなければ、継続して減らすことで、絶対に片付きます

「習慣なんて言われても、意識にないから散らかるんです・・・」

確かにそうなんです・・・

「習慣にする」なんて言葉にするのは簡単ですけれど、これが本当に難しい。

私が一番やりやすかったのは、『既に習慣になっていること、と紐づける』です。

例えば、歯磨き(「洗面台チェック」と鏡に付箋を貼る)
好きなYoutubeの動画を見る(「机周りチェック」とモニターに付箋を貼る)
トイレにいく、ペットの散歩に行くetc…

何か毎日絶対にしていることの後に、1分でもいいから、目の付くところを確認してみる。

慣れないうちは「片付ける」行動までしなくてもいいのです。
これをした後はあっち、と自然に意識が向くようになることが大切です。そうなればもう習慣化に成功したようなものです。

メモや付箋のフラグなしで、意識できる段階になれば行動に移すのは簡単です。
習慣にして理想のお部屋を維持しましょう!

まとめ

  1. 片付けの柱はモノを減らすこと
  2. 自分が過ごしたい理想の部屋イメージを持つ
  3. “なにから”整理整頓するか決める
  4. 自分がワクワクするもの、を残す
  5. モノの定位置を決める
  6. 小さな片づけを習慣にする

完成図を描いて、動く順番を決める
お片付けコツ6つのご紹介でした。

さて、今回は整理整頓の整理=モノを減らす、に焦点を当てた記事となりました。
整頓=配置する、収納する、については残念ながら触れていません。
一人暮らしでワンルーム、収納スペースがそもそもない
そんな経験を、機会があれば別記事にできたらと思います。

この記事がごく一部でも皆様のお役に立ちましたら、とても嬉しく思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

(お掃除について、別記事があるのでよろしければご覧ください。)

タイトルとURLをコピーしました